赤ちゃん連れ長時間フライト成功の秘訣。

今年の夏、娘を連れてフランスと日本へ里帰りして来ました。

赤ん坊連れの移動は、何かと周りに煙たがれるイメージがありますが、思っていたよりはスムーズに娘を運搬できたなぁと、今回の旅で少し自信がつきました。

書き残しておきたい旅の思い出はたくさんあるのですが、今回は赤ん坊連れのフライトで少しだけ共有しておきたい事があるので、そちらを以下にまとめました。

これから長時間の海外旅行をされるご両親に少しでも参考になれば嬉しいです。
※ 今回はトルコ航空を利用しました。

1.出発は夜便が◎

夜まで散々遊ばせておけば、離陸前にうとうとし始める。
朝の便より機内照明も暗くなるので、比較的ぐっすり寝てくれる。

2.バシネットを必ず予約しておこう。

バシネットとは壁に取り付ける簡易型のベビーベッド(体重制限あり)。
これがあるとないとでは、親の体力的な負担がかなり違う。
チケット購入時に予め、バシネットの予約を入れておけばOK!
時々、航空会社の手違いでバシネットの数が足らなくなり、機内で口喧嘩になる。
そう言う場合は、新生児のお母さんを優先し、バシネットを取り付けられる席の方に席を譲ってもらおう。
今回私達もこの手違いに遭遇して、感じの悪いカップルに嫌々席を譲ってもらったが、基本的にはバシネットが取り付けられる席は赤ちゃん連れが優先されるので、気負わず交渉して譲ってもらおう。
気の効かないCAだとあまりその辺りのサポートをしてくれないので、こう言う時に英語は役立つかも。

3.ベビーカーがボーディング・ブリッジまで利用可能が確認しておこう。

こらもバシネット同様かなり重要なポイント。
大抵の大きな空港ならベビーカーの貸し出しはあるけれど、赤ちゃんの年齢やその時の状況によって、又乗り継ぎがある場合はやはり自分のベビーカーの方が楽。
搭乗券を発行してもらう時にベビーカーがボーディング・ブリッジまで利用できる航空会社なら搭乗間際まで、ベビーカーが使える。
乗り継ぎがある場合は、それもきちんと伝えるとベビーカーに乗り継ぎバーコードを付けてくれるので、紛失する事はまずない。
搭乗前に大きなビニール袋を貰えるので、それにベビーカーを収納し、係の人に渡せば他の荷物と同様に目的地まで運んでくれる。
到着後は、ボーディング・ブリッジを渡って直ぐピックアップするか、空港ゲートまでバス移動の場合は、機体の真下に置かれているので、そこでピックアップする。
付属品は紛失する事が多々あるので、手渡される袋にまとめて入れるか、手持ちの荷物に入れておく方が◎。

4.食べ慣れたベビーフードを持参する。

ベビーフード(瓶)は無料でもらえる場合ともらえない場合があるので、予め赤ちゃんが食べ慣れた物を用意した方がいい。
機内は乾燥するので、水もしくはミルクか母乳も多めに摂らせよう。
スプーンやお皿も基本的には用意がないので、自分でジップロックに全てセットして持ち出せる様にした方が楽。
手作りのご飯は気温や食べさせる時間帯が難しいので食中毒を防ぐ為にも今回は避けた。

5.“新しい玩具で気をそらす”はあんまり意味がない。

いくら新しい玩具で気をそらしたとしても、機内が暗くなれば何も見えないので、あんまり意味がない。
機嫌が悪くなり泣き出したら、赤ちゃんを抱っこして機内を行ったり来たりするか、CAがいる所で少し遊ばせてもらったり、外を眺めたり、環境を変えると少し機嫌がよくなるので、こちらもオススメ。
玩具よりも新しいおやつの方が口が塞がるので、娘の場合これが効果的だった。
ちなみにエティハド社(中東の航空会社)はフライングナニーが同乗しているので、クラスに関係なく子供のお世話をしれくれるサービスがあります。次回はエティハドがいい!

6.靴下は履かせよう。

機内での温度調整は親がきちんと管理してあげよう。
特に赤ちゃんが起きている時は靴下を履かせましょ。気がつくと足がひんやりしている時があります。
娘がイスの隙間に足を挟んで擦り傷ができてしまったので、ケガの防止にも靴下着用がマスト。
機内では動きやすいボディーやお腹を締め付けない楽な服装が◎。

7.厚手の大きめタオルを持参しよう。

機内のオムツ台はトイレに備え付けの簡易的な物なので、衛生面も考慮して直に赤ちゃんを置かない方が◎。
厚手のタオルを敷いておけば、台の冷たさで泣く事もないし衛生的。
狭いトイレで赤ちゃんを抱っこしながら片手でいろいろ準備しなければいけないので、オムツ替えセットはまとめてコンパクトにしておくと便利。
ちなみに日本で良く見かけたけど、水にそのまま流せるタイプのおしり拭きはとても便利。
機内のトイレは狭いし、ゴミ箱の位置も都合のいい場所にないので、使ったらすぐ流せるおしり拭きはこう言う時に大活躍。

以上!

上記は基本的な事ですが、意外と当事者でないとこの苦労が分らないものです。泣き出せばクレームがきますし、周囲の目も気になります。

ですが、基本的にはみなさん暖かく見守っていてくれた様に思います。

CAさんにも子供好きな方が多いので、ぐずりだしたら少し抱っこしてもらうのもいいかもしれませんね。

親の振る舞い方や、気遣いも周りにそれとなく伝わるものなので、ここはお互い思いやりの気持ちを大事にしたいですね。長時間で乗り継ぎがある海外旅行ですと何かと不安も多く疲れますが、やって出来ない事はありません。

どうか皆様のお子様と楽しい空の旅が出来ます様に。

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